福島県 浪江町立請戸小学校訪問
2024/10/23
NEWS
福島県浪江町立請戸小学校を弊社宮澤が訪問いたしました。2011年の震災当時、学校の卒業用品の納品が出来なくなり宮澤が会社のトラックの荷台に卒業用品と救援物資をたくさん積んで3/13から3/19まで山形、秋田、青森、岩手、福島を回りました。仙台市内にも学校1校の納品がありましたが市内でガスタンクの爆発があり宮城県には入る事が出来ず納品を断念せざるをえない状況に…。 卒業用品の納品をなんとかするために道路が開通しているところを調べ、ガソリンは、全て新潟に戻らないと給油する事が出来なかったため、距離と燃費を細かく計算し、また納品を待っているお客様との連絡を密に取り、どこでドッキングするか、どこに配送するかのやり取りをしました。お陰様でなんとか卒業用品は仙台市の小学校1校を除きすべて納品を終えることができました。今回再び被災地を訪れ、納品しに行ったそれぞれの場所で起きていた事を思い出しました…。 あの時以来、福島には行っておらず今回13年振りに訪れる事が。 研修メンバーの一人が「請戸小学校に行こう」と言い、今回学校を訪れました。 請戸小学校は2021年より震災遺構として公開されています。 学校の周りには建物がなく、現在も小高い山が見えるくらい平坦地が続いています。 震災が起きた当時の校長先生、教頭先生の対応が書かれたパネルを見て命懸けで子供を守りきったんだと思い至りました。 ここの学校には戻れなくなった生徒が10年を経過しての今の気持ちを文章にまとめた物がたくさんあり胸が熱くなりました。