みんなでつくる、サステナブル・アクションの輪
11月13日(土)、ワンプラネット・ペーパー®・フェス2023に参加いたしました。
今年のイベントも来場席が全て埋まる100名のご参加とたくさんのオンライン参加者でたいへん盛り上がったイベントになりました。
メインセミナーでは、ファシリテーターに一般社団法人エシカル協会代表理事の末吉里花氏をお招きし「サステナブルな未来に向けた企業のアクション」についてのパネルディスカッションが行われました。
パネラーとして、花王株式会社様、アスクル株式会社様、株式会社アズパートナーズ様にご登壇頂き、各社が取組む気候変動、容器包装、生物多様性、ウェルビーイングについて貴重なお話をお聞きする事が出来ました。
そして最後は「バナナペーパーが生み出すサステナブルな世界観」のお話でワンプラネットペーパー®️協議会会長のペオさんがザンビアとの中継を交えてお話くださいました。
ペオさんさんのお話で一番印象に残ったのがネイチャーポジティブの話でした。
50年前の世界人口と今を比べると人口は2倍に膨れ上がっているのに生物多様性は約68%も失われている。
減少傾向が続いていた生物多様性の状態を回復軌道に乗せる事が本当に必要なんだと。
私たちが使う紙の原料である木は10年、20年で再生されるかもしれないが、森は再生するのに100年以上掛かる。なぜなら森には本来たくさんの生物多様性がありその生物が回復するにはそれくらい、それ以上掛かるんだと。
このお話を伺い、私たちが原料として使う木は適切に管理され背景がしっかりしている物にどんどん変えていく必要があるんだと実感した1日になりました。
ご登壇の皆様、勉強になるお話を有難うございました。